システム・コーチング®

system coaching

システム・コーチング®とは?

システム・コーチング®=ORSC®とは、2名以上の集団を、今まで以上に、より「正しい関係=Right Relationship®」に導くための最先端の対話術のことである。日本では、コーチ養成機関であるCRR Japanが提供する国際コーチ連盟(International Coach Federation)認定のプログラムを経て、習得できる技術。

*ORSC= Organization & Relationship Systems Coach
*ORSCC = Organization & Relationship Systems Certified Coach。ORSC認定プログラムを修了した資格者のこと

 

どんな集団に役に立つ技術なのか?

  • 1年以上、事業成果出ていない企業・団体・部門
  • 現場が受け身な企業・団体
  • 一部の人からしか意見や声が上がらない企業・団体
  • 現場から意見が出てこないと悩みを抱える上意下達な企業・団体
  • 部門間で協力的になれない企業・団体
  • M&A直後で新・旧の組織間で協力的になれない企業・団体
  • 大きな事業方針の転換があった企業・団体
  • なかなか立ち上がりの悪いプロジェクトチームや新組織
  • 疲弊感・諦め感が漂う企業・団体・部門
  • ダイバーシティマネジメントが進まない企業・団体・部門

システム・コーチング®は、集団の「文化の変革」を起こす

システムコーチング®は、その集団の真の目的に合わせて、その集団の「文化・仕来たり・習慣・思い込み・常識」を変革させることができる。つまり、文化の変革を起こす技術だと、僕は位置付けている。

例えば、AさんとBさんがいる時、そこに存在するAさんとBさんだけではなく、その二人の間にある「目に見えない文化・仕来たり・習慣・思い込み・常識」が確実に、二人の行動を制限している。仮にこの二人の間にある「目に見えない文化・仕来たり・習慣・思い込み・常識」が変わったとしたら、この二人の行動も変貌することは、想像が容易である。

つまり、我々は、2名以上の集団にいる時、その集団毎に異なる「文化・ルール・仕来たり・習慣・思い込み・常識」が自然発生的に形成され、その集団の一人一人の立ち居振る舞いに大きな影響を与えている。この「文化・ルール・仕来たり・習慣・思い込み・常識」のことを、総じて「関係性」と、僕は呼んでいる。

例えば…

  • 弱音を吐くことが許されない関係性
  • 下の者が主体性を発揮しない関係性
  • 上のものの言うことは絶対であるという関係性
  • 諦めの気持ちが蔓延している関係性
  • 営業部門に逆らえない関係性
  • 遅刻する人は、ダメレッテルを貼る関係性
  • 成果の出ない人には、居場所を作らない関係性
  • 退職や人事異動や給料の話がタブー視されている関係性

これらは、その集団に属すメンバーが無意識に「そうしなければならない」と深層心理で思い込んでいる「文化・仕来たり・常識」である。我々は日々のこの「文化・仕来たり・常識」に無自覚にも、操作されている。何故なら、これに反する行動をするということは、「反逆者」「異端児」「迫害者」扱いされることだと深層心理にプログラミングされており、孤立しないためにも、その「文化・仕来たり・常識」に絶対服従するようプログラミングされている。また、その「文化・仕来たり・常識」にそぐわない時は、自らに罪悪感を覚えさせ、自分自身にダメレッテルを貼るようにも我々はプログラミングされている。

このような「文化・仕来たり・常識」が、その集団の目的達成のために、役に立っているのであれば、「文化・仕来たり・常識」を変える必要はない。

しかし、その集団の目的達成を、その「文化・仕来たり・常識」が阻害しているのであれば、その「文化・仕来たり・常識」に変革を起こす必要性がある。そんな時、このシステム・コーチング®が、役立つ。

 

文化の変革の難しさ と システム・コーチング®の可能性

例えば、現場からの意見を吸い上げられるように、「話を聴く努力をした」「部下を信頼して任せて見ようとした」など、工夫をした人も多いかもしれない。

しかし、それが上手く行くことは、ほとんど皆無ではないだろうか?

文化を変えるというのは、そう容易いものではない。その理由を簡単に話せば、「誰か一人が変わる」ということは、その文化にとって「反逆者」「異端児」「迫害者」扱いされることだからだ。その文化の中で、一人だけ変わることは、浮いた存在になること。浮いた存在になることは、孤独になること。それはとてつもなく居心地が悪い。それが故に、ある時辛くなって、「反逆者」「異端児」「迫害者」であることを断念してしまう。この時、「文化の変革」が失敗に終わる。

日本に広く浸透している多くのアプローチの問題点は、一人一人個別にアプローチしているという点だ。それに対して、システム・コーチング®は、その集団の「一人一人」ではなく、その一人と一人の間にある「文化や関係性」そのものにアプローチするのが特徴である。

このアプローチは、まだ日本には浸透していない最先端のアプローチが故に、理解や想像がし難いアプローチであろう。しかし、紛争解決が多い外国、個人の主張が強く多様な人々が一緒に働く外国企業における、文化の変革で高い実績を上げてきたアプローチである。

もしこれまでのアプローチに行き詰まり感、限界を感じているのであれば、一度サンプルセッションを受けてみることをオススメする。

 

その他、システム・コーチング®が活用される場面

ビジネスの場面

共同で新たな会社を起こした / 新事業、新しいプロジェクト、新しい部署を立ち上げた / 停滞気味の企業、事業、プロジェクト、部署 / 体制変更があった企業・事業・プロジェクト・部署 / 事業・プロジェクト・部署の役割が変わった / 経営方針のシフトがあった or 企業が新たなステージに入った / 経営陣が変わった / メンバーが新規加入した・退職・異動した / 部下育成が上手くいっていない / リモートワーク・在宅勤務を始めた / ビジネスパートナーと上手く連携できない / 新たなビジネスパートナーと一緒に何かを始める 

夫婦・家族・カップルの場面

パートナーができた / パートナーと温度感が食い違っている / 遠距離恋愛になった / 結婚に踏み切らない / 婚約した or 結婚目前 or 結婚した / 子供が生まれる or 子供が生まれた / パートナーと最近上手くいっていない / パートナーが単身赴任することになった or 単身赴任している / パートナーが転職する or 転職した or 転職したいと言ってる / パートナーが独立する or 独立した or 独立したいと言ってる / 家族が亡くなった / 親子関係が上手くいっていない / 子供が全員家を出た / パートナーが定年退職した 

社会活動の場面

町内会・商店街組合が立ち上がった or 体制が変わった / 町内会・商店街組合が停滞気味 / 隣の商店街や地域住民と、もっと協力し合いたい / 足並みの揃わない社会活動チーム / セクター間の牽制が続いている / 人種間・宗教間の紛争 

 

システム・コーチング®の理論的背景

システム・コーチング®は、以下の技術をベースに開発されている。

  • システム理論
  • EQ(感情的知性)、SQ(社会的知性)、RSQ(感情的)
  • プロセス指向心理学
  • 交渉術と調停
  • 組織開発理論
  • コーチングとコー・アクティブ・コーチング