理念浸透セッション

Philosophy Session

今、あなたの会社の理念は、どれほど社員の羅針盤になっているだろうか?

 

《サービス背景》

理念… 社是… 社訓… クレド…
今、あなたの会社で、それらはどれだけ経営陣、中間管理職、社員の日々の意思決定や言動の羅針盤になっているだろうか?

数多くのビジネス書籍には、これらは企業の根幹を成すものとして、とても大切なことであると論じられている。頭ではわかってる人もいるだろう。しかし、その多くはその大切さ、その効果を、実益として実感していない人が多いのではないだろうか?

創設当時から、創設者と共に切磋琢磨してきた人々にとっては、創設以降の喜怒哀楽の詰まった劇的な物語が凝縮された誇り高き言葉として、「尊き言葉」になる。訪問してくれたお客様には、会議室に掛けられた額縁入りの「それ」を見上げながら、「それ」の裏に詰まったドラマについて、目を輝かせながら、誇り高く、楽しそうに語る。そんな姿を見たお客様達は、心が震え、その企業に魅了される。

その一方、創設メンバーではない中間管理職や現場社員にとっては、「額縁に飾られ、会議室の壁に掛けられ、年末の大掃除の時に、溜まった一年分埃を払われる」だけの飾り物と化する。お客様に質問をされても、日々の業務の実態とのギャップから生じる葛藤やモヤモヤを感じながら、まるで他人事のように解説せざるを得ない単なる「冷めた文字面」でしかない。そう、全く自分事になっていない。

例えば、「安心安全」という社訓の言葉があったとしよう。創設メンバーは、これまでの経験を通じて、大局観をもってそれを大事に「したい」と思っている。そこには創設メンバーが内発的動機に基づいた「確かな意思」が存在する。一方、創設メンバーではないものからすると、「会社が大事にしろと言うから…」、「大事にしないと社会や上司に怒られて査定に響くから…」、大事に「せざるを得ない」と思っている。それは外発的動機に基づいた強制・命令であり、そこに意思は存在しない。

このような結果、例えば、ドライバーが運転中に、「上司にバレなければ良かろう」との考えから、スマホゲームをするなどのコンプライアンス違反を引き起こす。そんな事件が問題になった時、企業が打つ手は決まって、「全社員に対するコンプライアンス教育」「処罰を与える」「人事制度に新たな査定項目を追加する」など、再び外発的動機に基づいた更なる恐怖政治の強化である。そして、中間管理職や現場社員は、更なら恐怖やストレスから目をそらすために、スマホゲームに夢中になっていく。スマホゲームが禁止されれば、今度は別の発散方法を模索する。その新たな発散方法が、やがて形を変えて企業を再び苦しめる。

では、一体どのように取り組むべきなのか?

理念… 社是… 社訓… クレド…の本質は、「経営陣、中間管理職、現場社員など、組織に属する一人一人が、日々の意思決定や言動を自立的・自律的に行うための羅針盤になること」である。

そのために重要なことは、理念を全社員一人一人にとって自分事に変換し、そこから自分の日々の言動に反映させていくプロセスを大切に丁寧に推進していくことだ。

 

サービス概要

システム・コーチング®、ワークショップデザイン、ダイアログ技術などをベースに設計した、ダイアログ・セッションを通じて、全社員一人一人が、理念を自分事に変換し、自分の言動に表していくためのダイアログ・セッションをご提供する。

 

時期

 創立〇〇周年記念
 コンプライアンス違反や不正が発覚した時
 理念から逸脱する意思決定や言動が、目につくようになった時
 お客様からのクレームが増えたと感じた時
 社内の空気が悪い・暗いと感じるようになった時

 

サービスに込めた想い》

僕は、経営者と話す時、経営の裏にある想いを必ず聴くようにしている。そんな時、目を輝かせて、楽しそうに雄弁にその想いを語る経営陣を見ていると、心が躍動する。素敵な光景だと思う。しかし、同じ会社の現場社員と話すと、日常の業務に忙殺され、理想と現実のギャップの間で葛藤を感じながら、「そんな想いは、理想論。現実はそんなに甘くない。社長は現実を知らないから、そんなことが言える。」と吐き捨てる社員が実に多い。

そんな組織の階層間で起きているギャップを目撃する時、僕は悲しくなる。階層間の役割を超えて、共に躍動する組織になれたら、素敵なことだと思う。社長と同じ温度感で、中間管理職や現場社員が、自社について目を輝かせて雄弁に語ってくれる会社。そんな会社が、もっと多くこの日本にあったら、もっと素敵な国になると思う。